予防歯科の大切さ

最近は予防歯科というキーワードを良く聞くことが増えてきました。

今までは歯医者に行くのは虫歯ができたから・・・歯周病が悪化したから・・・などなど、状態が悪くなってからですよね。

でも状態が悪くなってから歯医者に行っても手遅れです。

なぜなら削った、または抜いた歯は生涯元に戻ることはないからです。

あなたが下の2パターンから選べるとしたらどちらのパターンを選びたいですか?

 

A.予防歯科を意識していない人

こちらのパターンの多くは歯が痛くなったら歯医者に行けばいいと思っているかたが大半です。

大抵の場合は少し痛いくらいなら我慢してしまうかたが多いので、歯医者に行くときは痛くて我慢ができなくなったころになります。

治療→痛くなる→治療→痛くなる→もう治療できずに歯を抜くことになる

いつかは削る歯がなくなって治療すらできない状態になってしまいます。

日本では多いパターンですが、虫歯は病気と違って薬では治りません。

永久歯は2度と生えてこない大事な歯です。

悪くなってから治療、また悪くなってから治療を繰り返していると必ずいつかは歯が抜けてしまいます。

抜けてから後悔しても遅い結果になります。

 

B.予防歯科の意識が高い人

こちらのパターンの多くは定期的に歯医者に通って虫歯や歯周病などの進行がないかをプロの歯科医師や衛生士さんが確認してくれます。

もし虫歯が少しでも進行しているのが確認されたら、その場で治療をしてくれるので、

早期治療の場合、歯を削る必要がないケースも多いです。

定期的に歯医者に行って虫歯や歯周病を管理しているので、

歯が抜けてしまうほど状態が悪化することがありません。

事故などで歯を失うケースはありますが、定期的にプロに管理してもらうことで、

虫歯や歯周病などが原因で歯を失うことがほとんどなくなります。

 

A、Bパターンの違いは数字で表すことができます。

Aパターンは日本の歯医者への考え方です。

多くの方は虫歯にならないと歯医者に行かない!歯医者は歯が痛くなったりグラグラしたら通うところという意識だからです。

その結果、日本人が80歳で残る歯の本数の平均が6本という悲惨な数字がでています。

 

予防歯科の先進国スウェーデン

Bパターンはスウェーデンの歯医者への考え方です。

一度、虫歯や歯周病になると2度と戻らない・・・だから虫歯や歯周病にならないように歯医者へ通うのです。

日本では虫歯になったら歯医者へ行くのに対してスウェーデンは虫歯にさせない為に歯医者へ行くのです。

その結果、スウェーデンは80歳で20本の歯を保っています。

 

歯が抜けてしまった場合

80歳で6本しか歯が残ってない日本人・・・ほとんどの方は入れ歯です。

入れ歯は装着してみると分かりますが、噛めない!食べれない!臭い!手入れが大変!

などなどメリットが一つもありません。

入れ歯にしてわかる事は入れ歯は最悪ということです。

当然ですが、自分の歯より良い歯なんて存在しません。

 

予防歯科への考え方

3ヶ月に1度、歯医者へ通っても年に4回です。

1回の窓口負担が5,000円くらいだとしても年間20,000円だけです。

歯より大事じゃないものに年間20,000円以上のお金を使ってませんか?

映画やデート、飲み代も必要ですが、自分の歯よりも重要なお金の使い方は以外と少ないものですよ。