
あらかわ歯科・矯正歯科
院長:荒川 博之(アラカワ ヒロユキ)
吹田市千里山東1-7-22 関大前ビル2F
TEL:0120-885-418
HP:http://www.arakawadentalkyousei.com/
【阪急】関大前駅 徒歩3分
取り扱い矯正歯科
普通矯正
デーモンシステム
部分矯正
裏側矯正
マウスピース矯正
小児矯正
ブライダル矯正
非抜歯矯正
先生が矯正を勉強しようと思ったのはなぜですか?
僕は研修医時代に将来どのような医師を目指すかを悩んでいたのですが、その時に出会い、影響を受けた先生が矯正医であった為に矯正を志すことになりました。

院内は清潔でリラックスできる空間
実際に矯正治療をされてみての感想はどうでしょうか?
矯正の道はとても長く、極めることは一生できないものだと考えております。患者様一人一人歯並びには個性があり、決まった治療法など存在しないのが矯正治療だと思います。それゆえ、日々の勉強精進が必要で、より一層勉学に励まなければならないと感じております。

診療室は明るく清潔感のある空間
矯正治療で気を付けてることはありますか?
そうですね、一番は治療期間をできるだけ短くすることや痛みを少なくすること、負担を少なくするために、また患者さんの希望をしっかりお聞きした上でその希望に必ず近づけるようにきれいにしていくことです。

カウンセリングで歯並びのお悩みをお聞きしてベストな提案をする

プライバシーを重視して完全個室にキッズコーナーを併設

光触媒方式のクリーンシステムを採用し、クリーンな院内環境を作る
先生の医院では大人と子供はどちらが多いですか?
だいたい同じくらいいらっしゃいます。男女比でみると少し女性の患者様が多いです。

完全個室は患者様に好評で1台増設されたそうです。
おすすめや人気の治療法はありますか?
私はマウスピースの装置を使った矯正が得意なので、やはり来院される患者さんの7割はマウスピース矯正になります。矯正で悩まれている方のほとんどは費用と装置装着時の見た目なのですが、その見た目でマウスピース矯正は成人の方から支持されていますね。やはり透明で目立たず、取り外しも自由なので冠婚葬祭などの重要な場面でのみ装置を外すなどが可能です。また、小児の非抜歯矯正も得意ですので子供の健康な歯を抜きたくない親ごさんからよく支持をされています。
マウスピース矯正では時間が掛かったり、うまく治らないというイメージがあるのですが大丈夫ですか?
少し前までのマウスピース矯正にはそういったイメージがあるかもしれませんが、現在はマウスピース装置の技術や素材が向上しています。例えば、こちらの写真を見て下さい。こういった複雑な状態の歯並びも1年でここまで改善されています。これは歯を抜かずに矯正しています。

治療前 前歯のデコボコもありますが、奥歯の傾きもあるので通常は歯を抜いて矯正を開始します。

治療中 まだ1年ほどですが、歯を抜かずにここまでキレイに並んでいます。

装置着用時の写真:遠目に見るとほとんど着用してるのが分かりませんでした。
このように症例によっては治療期間が大幅に短縮されるなど2~3年程前より格段に進歩しています。また歯を抜かなくて済んだなどメリットが多くなってきています。将来的にはほとんど全ての矯正法がマウスピースになると考えています。
歯を抜かずに1年でここまで治せるんですか?マウスピース矯正のイメージが変わりました。マウスピース矯正は歯を抜かずに矯正できるのですか?
マウスピースで矯正をする場合、基本的には非抜歯です。どんなお口の状態でも完璧に治せる訳ではありません。外科処置が必要な場合などは難しいですね。
基本的には非抜歯なのですね。歯は1本でも無くなると大変だと聞きますが、歯を抜いて矯正するのは抵抗がありますか?
はい、もちろん抵抗はあります。健康な歯を抜いていいことなどありません。しかし例外はあります。見た目を気にされていて抜かざるをえないなど咬み合わせの問題がある場合もそうです。当院でも抜いて矯正している人はたくさんいらっしゃいます。でもやはり抵抗はありますね。
先生が矯正治療で一番重要だと思うことを教えてもらえますでしょうか。
患者さんの歯並びを治そうとする意志ですね。成人の場合、自分で治そうと思ってきてるので問題ありませんが、子供の場合、親に言われて仕方なく来てる子が多いので、患者さんや家族の方の協力が重要です。患者さん自身に治療をする意識がないと治療計画もどんどん遅れてしまいます。今は患者さんの協力がなくてもある程度治療が進めていけるようにスクリューを使用した矯正があります。こちらのスクリューを支えとして歯を動かすことが可能なのでヘッドギアのような装置を付けて矯正をする必要がなくなっています。ただ、成長期の子供の場合はスクリューが抜けてしまうことがあります。
マウスピース装置の技術はまだまだ向上していくのでしょうか?
そうですね。もっともっと向上していくと思っています。私はいつか全ての矯正装置はマウスピースに統一されてしまうのではないかとすら思っています。
最後に矯正治療で悩まれている方に一言お願いします。
患者様一人一人お悩みは違うと思いますが、一人で悩まず勇気をもって相談していただくことが解決への第一歩です。矯正治療をするかしないかは別にして、自らの現状を把握していただくためにも有効な手段ではないかと思っています。いくつか医院をみていただいて最終的に誠実な先生の医院を選ばれることをおすすめします。
取材をさせていただいて

今回お伺いさせていただきましたのは、阪急関大前駅より徒歩2分に位置するあらかわ歯科・矯正歯科さんです。マウスピース矯正に力を入れている医院さんでしたが、今日までマウスピース矯正は簡単な症例しか適用できない矯正だと思っていたので、マウスピース矯正に対するイメージが変わりました。他の先生はマウスピースでは力の伝わり方がワイヤーより弱いので時間が掛かると言われることが多いのですが、荒川先生の症例をみるとワイヤーと同等かそれ以上の効果がでている気がします。マウスピースでの矯正を希望されている方は一度、相談に行ってみるとよいかと思います。

この記事の先生のご紹介者
えびすデンタルクリニック 胡先生
矯正の先生は今まで受けてきた教育と違う技術や矯正方法を受け入れずに否定されることが多いですが、荒川先生は新しい技術、矯正方法への取り組みにも積極的に取り組んでおり、常に患者さんに対して最良の治療を提供できるようにされている姿勢が良い所です。同じ医療人として荒川先生の姿勢は学ぶべき点が多いですね。